せきやくしゃみを手で押さえるのはやめましょう|Bonne Santé
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せきやくしゃみを手で押さえるのはやめましょう

3/14/2025
中川 八十彦

インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染の2つ

日本では、インフルエンザは例年1月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。インフルエンザウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つがあります。また、熱が下がっても、インフルエンザウイルスは体内に残っています。一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。周囲の人への感染を防ぐため、熱が下がった後も、インフルエンザウイルスは体外へ排出されるので、数日は学校や職場などに行かないようにし、自宅療養しましょう。また、屋内外に関わらず、家庭内感染などを防ぐためにも次のようなことにも気をつけてください。


良い例 😄

マスクを着用する



くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用し、使用後のマスクは放置せず、ごみ箱に捨てましょう。マスクを着用していても、鼻の部分に隙間があったり、あごの部分が出たりしていると、効果がありません。鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。

口と鼻を覆う



くしゃみや咳をするときは、ティッシュなどで口と鼻を覆う。

すぐに捨てる


口と鼻を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

顔をそらす


くしゃみや咳の飛沫は、1メートルから2メートル飛ぶと言われています。くしゃみや咳をするときは、他の人にかからないようにしましょう。

こまめに手洗い


くしゃみや咳などを押さえた手から、ドアノブなど周囲の物にウイルスを付着させたりしないために、インフルエンザに感染した人もこまめな手洗いを心がけましょう。

悪い例😭

せきやくしゃみを手でおさえる

  • せきやくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着します。
  • ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります。


何もせずにせきやくしゃみをする

  • せきやくしゃみをするとき、しぶきが2mほど飛びます。
  • しぶきには病原体が含まれている可能性があり、他の人に病気をうつす可能性があります


参考サイト

政府広報オンライン:インフルエンザの感染を防ぐポイント
厚生労働省:咳エチケットインフルエンザQ&A



プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
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