【カンタンでおいしい】今月の健康食材:そら豆|Bonne Santé
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【カンタンでおいしい】今月の健康食材:そら豆

5/16/2025
中川 八十彦

春から初夏にかけて旬を迎えるそら豆は、ふっくらとした食感とほのかな甘みが特徴の豆類です。さやの中で守られながら育つそら豆は、新鮮なうちに塩茹でや炒め物、スープにすると素材本来の風味が引き立ちます。季節の味として、食卓に彩りを添えてくれる食材です。

栄養価

そら豆には、以下のような重要な栄養素が含まれています

  • タンパク質: 筋肉や体の修復に必要な栄養素です。
  • ビタミンB群(特にB1・B2): 疲労回復やエネルギー代謝を助けます。
  • ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力の維持に役立ちます。
  • 鉄分: 貧血予防や疲労回復に効果的です。
  • 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘予防に役立ちます。


期待できるメリット

そら豆の主な期待できるメリットは次の通りです

  1. 筋肉の維持・疲労回復: タンパク質とビタミンB群の相乗効果で、日常の疲れをケアします。
  2. 貧血予防: 鉄分が多く含まれており、女性や成長期の子どもにもおすすめです。
  3. 免疫力向上: ビタミンCが含まれており、風邪の予防にも効果が期待されます。
  4. 腸内環境改善: 食物繊維が豊富で、お腹の調子を整えます。


簡単レシピ

1. そら豆の塩ゆで(1人分)

材料

  • そら豆(さやから出して): 50g
  • 塩: 小さじ1
  • 水: 適量

作り方

  1. そら豆の黒い筋の反対側に切れ目を入れる(皮むきがしやすくなる)。
  2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を加えてそら豆を2〜3分茹でる。
  3. ざるにあげ、あら熱を取ってから皮をむいて食べる。


2. そら豆のチーズ焼き(1人分)

材料

  • そら豆(塩ゆで済み): 50g
  • ピザ用チーズ: 大さじ2
  • オリーブオイル: 小さじ1
  • 粗挽き黒コショウ: 適量

作り方

  1. 耐熱皿にそら豆を並べ、チーズをのせる。
  2. オリーブオイルを回しかけ、トースターまたはオーブンで焼く(5〜7分程度)。
  3. 焼き色がついたら、仕上げに黒コショウをふって完成。


調理のポイント

  • そら豆は新鮮なほど甘みが強く、美味しさが引き立ちます。購入後は早めに調理するのがおすすめです。
  • 茹でる際は塩をしっかり効かせると、甘みが引き立ちます。
  • チーズ焼きなど加熱調理では、皮をむかずにそのまま使っても◎(食感を楽しめます)。


購入時の選び方

  • さやがふっくらとして、緑が濃くハリのあるものを選びましょう。
  • さやの中に3粒以上入っていそうな、重みのあるものが良質です。
  • 茶色い斑点や乾燥しているものは避けましょう。

プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
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